ありより君のそーなんだ!? 立山黒部アルペンルートの隠れた秘密や舞台裏をありより君がお教えします。これを読んだら思わず「あっ、そーなんだ!」と口から出ちゃうかも!
売店スタッフの巻
毎日、家から通勤してるの?
アルペンルートには朝早くから観光客の皆さんが訪れるため、基本的にスタッフは現地での宿泊となります。3泊あるいは5泊の勤務体制です。だから、「出勤」のことは「上山(じょうざん)」、「退社」のことは「下山(げざん)」と呼んでるんですよ。ちなみに富山市内のことは「下界」と呼んでいます。いかにも雲上で働く人って感じですよね。
どんなところに泊まっているの?
売店スタッフは各駅の中にある従業員寮に宿泊しています。
4人部屋を中心に、12人が宿泊できる大部屋もあるんですよ。部屋のほとんどは自然景観に配慮し、地下にあります。
スタッフの食事をつくってくれるのは、食堂のおばさん。家族と過ごす時間が少ないスタッフにとっては「おふくろの味って感じで最高!」となかなかの評判です。お風呂はもちろん完備。いつも清潔感をモットーに観光客の皆さんをお迎えしています。
夜はどんな風に過ごしているの?
それぞれのスタッフが、工夫して夜を過ごしています。標高が高くてもちゃんとテレビは見れるんですよ。また、宿泊しないと見ることができない満天の星空も好きなときに見られるのは役得かも。
たまにはスタッフが集まって談笑することもあります。スタッフの絶妙なチームワークはこんなところから生まれているのかもしれませんね。
冬の間はどんな仕事をしているの?
アルペンルートの営業期間は4〜11月。それ以外のシーズンは富山市にある事務所や立山山麓スキー場などで仕事をしています。また、定期点検のため、越冬隊が一週間交代で入山し、現地に滞在することもあります。真冬の外の気温はなんと-20℃になることも。極寒の地でアルペンルートを守ることもスタッフの大切な使命なんですよ。
商品・お土産の巻
どうやって商品は売店に運ばれるの?
アルペンルート内で皆様にお買い求めいただいているお土産品やレストランの食材は納入業者や売店スタッフの手によって搬入されます。富山県側からは室堂駅までトラックにて運び入れ、長野県側からは黒部湖から皆様と同じようにケーブルカー、ロープウェイと乗り継いで搬入されます。荷物がまんぱんに積み込まれる乗り物の姿は圧巻ですよ。
大自然の巻
除雪はどんな方法で行われているんですか?
雪の大谷の除雪は3月からブルトーザーを使い4月後半まで行われます。実はこのブルトーザー、ちゃんと名前があるんですよ。「立山熊太郎」、「立山熊翁(くまおう)」、「三代目 立山熊太郎」…。機械っぽくない名前ですよね。
また、大観峰の除雪はなんと手作業!従業員総出で手分けして作業を進めます。堅く氷状の雪はチェンソーなどで切り出しているんですよ。こうしてアルペンルート開通までの約40日間、除雪作業は続くのです。
雪の大谷の除雪写真
水はどこから引いているの?
駅や売店など施設の水は立山破砕帯から供給しています。ですから、蛇口をひねれば室堂で飲める「立山玉殿の湧水」と同じ水が出てくるんです。日本名水百選にも選ばれている名水が蛇口から出てくるなんて驚きですね。
立山玉殿の湧水写真
ゴミはどうやって処理してるの?
立山の豊かな自然環境を守るため、ゴミは室堂に収集車が回収に来て、責任を持って処理しています。また、ホテル立山では生ゴミ乾燥処理機を導入し、分別した生ゴミを乾燥処理することによりゴミを約20%の減量することができました。
さて、ここで立山黒部アルペンルートに訪れれる方へのお願いです。山の自然を守るため、持ってきた荷物のゴミはそのまま持ち帰りましょう。歩道に捨てると野生動物が口にして死んでしまうこともあるんですよ。